第12回 懇話会を開催しました。

2017年12月2日(土)

第12回海の星学寮懇話会(海の星学寮集会室にて)
15時~17時

講師:古松 泰造
(1971-1973 在寮、京大法学部1973年卒業、1973年(株)三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行、神田・新宿新都心・名古屋各支店の支店長や執行役員を経て、2001年退任、2003年(株)ジップ・ホールディングス(現(株)ココカラファイン)入社、(株)ココカラファイン常務執行役員、常務監査役を経て、2013年取締役(監査等委員)非常勤となり現在に至る。公益財団法人 日本監査役協会理事並びにケーススタディ委員会委員)

講演題目: 「コーポレートガバナンスと企業不祥事」

 コーポレートガバナンス(企業統治、CG)の定義「企業の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を統合的にとらえ、長期的な企業価値の増大に向けた企業経営の仕組み」の説明から始まり、会社法の改正とCGコードやスチュワードコード制定となってきた最近の動向とその内容の解説があった。次ぎに企業不祥事が起こり要因を挙げ、不正防止に求められることとして三項目を挙げて説明した。最後に、これまで経験した事の中から、「人に役立つ仕事」の重要性を説き、人間関係の構築について寮生に助言した。寮生の他OBの参加もあり、活発な質疑応答があった。