第25回
2024年12月7日(土)14時~16時45分
講師:
津國 肇 氏(1962~1965年 在寮)
弁理士法人津国 代表社員。弁理士(特定侵害訴訟代理業務認定)、技術士。1962〜1965 年在寮。1964 年京都大学工学部工業化学科卒業。1964〜1965 年京都大学工学部工業化学科助手。1965 年 4 月〜1975 年 6 月日立化成工業(株)。1975 年 7 月吉田特許事務所入所。1979 年 2 月吉田特許事務所を継承し、津国特許事務所開所。1984 年(株)タピック設立。1996〜2005年チューリッヒ工科大学客員教授、2003〜2006 年東北大学客員教授。2012年特許業務法人津国設立。2022 年弁理士法人津国に法人名変更。
津國 円 氏
弁理士、薬剤師。1994 年日本大学薬学部薬学科卒業。1994〜2007 年三共(株)(現 第一三共(株))。2007 年 3 月(株)タピック入社。2013 年より(株)タピック代表取締役。2022 年弁理士試験合格。2023 年弁理士法人津国入所。
講演題目:知的財産の大いなる可能性 〜知的財産の権利化と利活用〜
人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などの中で財産的な価値を持つものを知的財産としてその権利を保証することは、個人、企業、国家を支える上で非常に重要である。知的財産権の獲得や利活用そして権利侵害への対応には経験を積んだ人材が必要となる。
本講演では、津國 肇氏と円氏お二人で知的財産とその重要性、知財行政と知財関連公的機関、知財関連業務を担う弁理士の仕事、役割、使命などについて、過去の有名事例を用い具体的に解説された。さらに、弁理士になるために必要な試験などについても紹介され、寮生にとっても将来のキャリアを考える上で大変参考になった。また、講師と同じ時期に寮生活を送った卒寮生も駆けつけられ、大変活発な講演会となった。