第19回 懇話会を開催しました。

第19回
2021年12月4日(土)15時~17時
於:海の星学寮集会室にて

講師:栗田修司 氏

1982-6年在寮。1985年京都府立大卒。1987龍谷大学大学院修了。1996年同博士後期課程満期依願退学。聖カタリナ大学、Portland State University(米)、岡山県立大学、Stiftung Werkstatt und Heim Egnach 現等(スイス)などを経て、龍谷大学社会学部現代福祉学科教授。龍谷大学 国際社会文化研究所 所長。2014年より本寮評議員。

講演題目:異なるということ―福祉の思想―

福祉とは何か、から始まり、福祉の受益者といわれる障碍者の労働環境や賃金問題の解決を考える中で、知的障碍者が介護施設で介護の仕事に携わることにより、良い結果が得られるという社会実験を科学的に証明し、滋賀県で初めて実践している例を紹介した。制度問題に偏りがちな福祉を、2重の幸せと書く「福」「祉」に沿って現場の改善を考えている。寮生からの活発な質問があった。

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講師とともに講演後の記念写真