第7回 公開講演会を開催しました。

2018年5月26日(土)

第7回公開講演会 (京都平安ホテル)

講師:亀山佳明氏

(1969-1972年在寮。龍谷大学名誉教授、1972年京都大学教育学部教育社会学専攻卒業。1990年龍谷大学社会学部教授。2016年定年により退職後、同大学名誉教授。2000年「子どもと悪の社会学的人間学」で京大教育学博士。文化社会学、コミュニケーション論、スポーツ社会学、教育社会学専攻)

講演題目:引退論ー降りることの難しさについて

人生の途上で、人はいろいろな仕事・学業・商売に携わるが、いずれそれにも終わりがやってる。しかし、一定の期間、携わったそれらから「降りてゆく」ことには常に困難が付きまとう。この困難さの仕組みについて、プロ野球選手や活躍した他のスポーツ選手の引退を事例にして述べてられた。この事例から導かれたメカニズムを図表で表し、この事態は「卒業」「定年」「終活」にも当てはまる一般性の高い問題として解説した。一般参加者20人の他、寮生、寮OB合わせて80人が参加し、熱心な質疑応答があった。